HUNET News Letter


兵庫教育大学 情報処理センター
Information Processing Center
Hyogo University of Teacher Education
e-mail : office@info.hyogo-u.ac.jp
tel : 0795-44-2044
fax : 0795-44-2045

最新号 : http://www.info.hyogo-u.ac.jp/newsletter/newsletter.html
既刊号 : http://www.info.hyogo-u.ac.jp/newsletter-j.html


Dec.,1996/Jan.,1997


ゆく年くる年−Hunet Newsletter合併号(12月号と1月号)によせて−

 1996年は記念すべき年になりました。3階建ての情報処理センター棟が建設されたのです。学内LANの活用もさらに盛んになり、接続されている情報端末は、12月中旬現在、435台にのぼっています。また、学生の情報ネットワーク利用申請も、174件を数えるに至りました。
 新しい年1997年は、今まで以上に利用環境の充実をはかるべき年でありましょう。学内LAN、そして情報処理センターを、研究に教育により一層活用していただきますよう、お願い申しあげます。 *

電子メールでの書類の添付について

 インターネットメールでは、手紙などのテキストデータといっしょに、画像、ワープロや表計算ソフトのデータなど、バイナリーファイルを送ることができます。この方法を用いることによって、より具体的な情報交換が可能になります。例えば、メールに添えてパーティ会場の地図、研究会のレジュメ、議事録などを相手に送ることができます。このように、テキスト以外のファイルをメールのメッセージとともに自動送信することを「書類を添付する」といいます。

<Winbiffでの書類の添付方法>

1.[メールの送信]ウィンドウの下段[添付ファイル]の[参照]ボタンをクリックする。[メール]メニューから[添付ファイル]を選択する。
2.[添付ファイルの選択]ダイアログボックスが開く。
3.自分のファイルストックを参照しながら、送付したいファイルを選択し、「OK」をクリックする。
4.[メールの送信]ウィンドウの下段「添付ファイル」の欄に添付書類名が入る。
5.場合によっては「MIME方式」を選択する。MIME方式とは、Multimedia Internet Message Extensionsの略であり、インターネット上で交換されるデータの様式のことである。Winbiffでは「BASE64」「BinHex4.0」「unencode」の三つが選択できる。通常は「BASE64」でもかまわないが、マッキントッシュ・ユーザーに送信する場合は「BinHex4.0」を選択した方が確実である。
6.送信する。

<Winbiffで添付書類を読む方法>

1.添付書類付きメールを受信した時には、受信したメールの下段に添付書類のアイコンが表示される。
2.このアイコンをダブルクリックするか、または[メール]−[展開]を選択すれば、添付書類を見ることができる。

<Eudoraでの書類の添付方法>

1.[メッセージ]メニュー内の[書類の添付...]を実行する。
2.SFダイアログボックスを介して添付したいファイルを選択し、[開く]をクリックする。
3.Attachmentsの欄に添付書類が明記されているのを確認後、メールを送信する。

<Eudoraで添付書類を読む方法>

1.[設定変更...]ダイアログボックスにおいて[添付書類の自動保存フォルダ]チェックボックスがチェックされていなければ、SFダイアログボックスが開いて添付書類の保存場所を聞いてくる。
2.[キャンセル]ボタンを押すと、メール本文部の後半にBinHex4.0形式のテキスト(文字化け状態になってる)として添付書類が付加された状態で受信する。
3.メールを一度テキストとして保存し、Binhex4.0またはStufft Expanderを用いて変換する。

 なお、各メールソフトのHelpもご参照ください。また、マニュアルに関しては、以下の参考書があります。
 ・杉浦洋一著『わかる!図解インターネット』ナツメ社 1996 1,300円
 ・新谷隆・工藤健共著『Eudora Macintosh版』オーム社 1996 1,339円 *


ネットワークの混雑について

 近頃、"HUNETの通信混雑が激しく利用に耐えない"、という苦情を聞くようになりました。利用者の幅が広がり数が増えたため、整備当初よりもHUNETは混んでいるはずです。しかし、この苦情の中には一部誤解もあり、混んでいるサーバにアクセスしている場合や、混んでいる通信線を経由してアクセスしている場合など、HUNET(本学の対外接続回線を含む)ではなく学外に問題がある場合もあります。HUNETからインターネットを利用している場合、混雑している区間を簡単に知る方法は、自分の端末と目的のサーバの中間に位置するサーバにアクセスしてみることです。
 学内から学外の資源を使う通信は全て、情報処理センターの中を通ります。この出入口の最も近くにあるのは、本学代表のWWWサーバです。情報処理センターからは、1.5Mbpsの高速デジタル回線で神戸大学に送られます。そこで学術情報センターの学術情報ネットワーク(SINET)に入ります。多くの国立大学などはSINETだけを利用して通信することができます。SINETの構成については、学術情報センターのホームページからたどれますのでご覧ください。
 商用ネットワークプロバイダや草の根ネットワークに接続されているサーバにアクセスする場合には、さらに、WIDEプロジェクトの商用ネットワーク相互接続点(NSPIXP, NSPIXP2)を経由するなどして、各プロバイダを通り目的のサーバへ信号が送られます。
 また、国際回線はSINETからアメリカ、ヨーロッパなどへ伸びています。
 これら各中間点にあるサーバをアクセスしてみて、あるサーバから先が遅くなるようであれば、原因はその近辺の通信事情にあります。
 管理者の中でよく言われている問題は、SINETと商用ネットワークの接続に関するものです。多くの商用ネットワークプロバイダ等は、その接続点をNSPIXPから、より処理能力の高い(早い)NSPIXP2へ切り替えております。しかしSINETには、接続点をNSPIXPからNSPIXP2へ切り替える予定がありません。ここが通信のボトルネックになっていると考えられています。 歴史的な経緯により、商用ネットワークプロバイダのうちの幾つかについては、SINETと直接接続する回線がありますが、学術情報ネットワークと商用ネットワークの接続という抜本的な問題は解決していません。
 気になる方は、どこが通信のボトルネックになっているかを調べられるのも良いと思います。 *

講習会の開催について

 1月の講習会として、次のものを開催いたします。ふるってご参加ください。

タイトル:日英翻訳ソフト(ATLAS)の利用法
講師:富士通神戸システムズ
日時:1月23日(木)13:30-15:30
内容:日英翻訳ソフトATLAS(サーバ上)のパソコン端末からのリモート利用およびサーバ(Sunコンソール)上での対訳エディタ等の使い方に関する基本操作。
 また、パソコン版ATLASソフト(Windows用)の紹介(デモ)もしていただきます。
場所:情報教育実習室2(EPSONルーム:情報処理センター1F)
対象:本学の教職員及び学生(情報処理センターにネットワーク利用登録をしているものに限る。 未登録の受講希望者は、 申込時に必ずネットワーク利用登録をしてください)
人数:受け入れ人数は準備などの都合上、EPSONルームのパソコン台数分(32名)までといたします。
申込:1月21日(火)までに情報処理センター事務室窓口へ *


情報処理センターへの質問,要望の電子メールによる受付

情報ネットワークを利用するに当たって生じたご質問やご要望は、電子メールでお寄せください。
宛 先 :q@info.hyogo-u.ac.jp

記入事項:

  1. 氏名、所属、電話番号
  2. 使用端末機種、使用ソフトウエア、等
  3. 質問事項(なるべく具体的に)*