情報処理センター
Information Processing Center
Hyogo University of Teacher Education
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今回は,新情報処理センターコンピュータシステムの山国地区システムについて,学校教育研究センターの鈴木正敏教官に紹介していただきます.
1)学校教育研究センター編
今回の新システム導入で,学校教育研究センターに分散システムとして6台のWindowsコンピュータが設置されました。
場所は2階202(情報処理実習室)です。情報処理センター1階にある実習室2と同じ,FM-V6266DXが導入されています。ソフトも実習室2と同じ環境が準備されています。NTですから,情報処理センターに申請してきちんとしたユーザであることが必須条件です。
利用時間は学校教育研究センターの開所時間帯である,午前8時30分から午後5時までですが,5時以降でも部屋に残留して作業をすることができます。ただし,暖房が夕方4時くらいに消えてしまいますので(附属学校園の暖房期間と同じ),冬の夕方から夜にかけて作業を続けるには,ちょっと気合いが必要です。
利用上わからないことがあった場合,情報処理センターのように相談員が配置されていませんので,成田教授(105号室),長瀬助教授(107号室),鈴木講師(211号室)などをつかまえて聞いていただくことになります。もしその他の問題等が生じた場合で,教官が近くにいない時は,1階の事務室に報告・相談してください。
なにせ6台しかないということで,まとまった授業などができるものでもありませんが,自習用として実地教育VIなどの学生さんや,長時間使いたいという院生さんに利用されています。いつも満員状態の図書館のシステム等に較べると,比較的端末が空いていることが多いですので,ちょっと腰を落ち着けて何かをしたい時には最適の場所だと言えます。
さて,その他に学校教育研究センターでは教育工学分野の所有するMacintoshが8台 Windowsが2台あります。1階の101号室(教育工学実験室I)に設置してありますので,本学在籍生は利用することができます。2階の203室は情報処理実験室で、院生らが各種のネットワークを構築して実験しています。最近の話題は、大学間での遠隔授業や附属の中学生によるサーバー運営の実験です。またこの部屋はCDWriter等を完備しているので利用してください。さしあたって利用に際しての制限事項は,ネチケットを遵守していただくことですが,さらに高度な使い方をしたい場合には,教育工学分野の成田教授(105号室)・長瀬助教授(107号室)にご相談ください。
なお、winbiff の利用者は、2階202(情報処理実習室)に残してあるPC-9801FAで、メールチェックできます。
2)附属学校園編
山国地区のシステムでは,附属幼稚園・小学校・中学校にもネットワークが通じています。
・附属幼稚園
現在のところ,附属幼稚園には職員室においてのみネットワークが稼働しています。
そこでは各先生方がそれぞれ端末を持ち,情報収集や通信に活用されています。・附属小学校
附属小学校では先生方による情報システムの利用の他,児童によるネットワーク利用が盛んに研究されています。特に6年生は年度末に「卒業論文」(!)を作成するにあたり,インターネットを通じてさまざまな情報を収集しています。また,他の学年では学習活動の成果をホームページに掲載するなど,活発に情報発信がされています。
また動画情報をやりとりすることによる学習についても,研究が進められています。 設備としては,児童用としてWindows機20台ならびにMacintosh機20台がコンピュータ教室と視聴覚室に整備されています。また,各教室にはLANが通じており,旧式ながらWindows機が数台ずつ配備されています。こうした環境の中で積極的なネットワーク利用が実現しています。・附属中学校
附属中学校では,附属小学校などと同じく先生方による情報システムの利用の他,生徒用として40台のWindows機を持つコンピュータ室が,情報教育を担っています。
そこでは基本的な操作に加えて,学習に関連した情報の検索・収集が行われています。小学校のように各教室にネットワークが引かれているわけではありませんが,図書館やLL教室,美術室などの特別教室の一部にLANが通じています。インターネットを活用した情報教育の必要性が高まる中,近い将来にはその他の一般教室にもネットワークが敷設されるのではないかと思われます。
以上述べてきましたように,山国地区は大学内でも情報ネットワークがかなり活発に利用されている所です。ひょっとすると,山国地区に居る児童生徒の方がより多くの恩恵を受けているのでは?と思うほどです。実習や研究などでこちらに来られる学部生・院生のみなさん,山国地区で情報システムがどのように活用されているのか,
ぜひご覧になってみてください。
連載「様々な研究領域・分野からの実例便利情報」
第5回目は,幼児教育講座の佐藤哲也教官に,「卒論・修論指導、研究情報・資料の収集」について紹介していただきます.
卒論・修論指導、研究情報・資料の収集などで、私が利用しているホームベージのいくつかをご紹介します。
○古書(洋書)の検索・購入したいとき。
なんと言っても‘bibliofind’( http://www.bibliofind.com ) が便利です。数千軒の古書店が共同で構築するデータベースであり、著者、タイトル、キーワードからの検索可能です。古書の品質(ダスト・カバー、書込、シミ破れの有無 etc.)、価格、支払い方法、送料等、様々な条件を比較検討のうえ、購入することができます。
日本の洋古書専門店の10分の1から3分の1の価格で購入することができ、急ぎの場合は一週間程で書籍が届くので、たいへん重宝しています。
○和書・洋書・学術雑誌について情報検索したいとき。
国内の図書館に所収されているものに関しては、学術情報センター(NACSIS)の総合目録データベースWWW検索サービス(Webcat)が便利です。タイトル、著者名、出版者、出版年、標準番号、フリーワードから検索することができます。他大学の図書館に複写依頼を出す際には、以前なら『学術雑誌総合目録』(通称「学総目」) を引いていましたが、現在では Webcat で済ませています。海外の図書館目録を利用する場合は、ケンブリッジ大学が提供している‘Hytelnet’サービス ( http://www.cam.ac.uk/Hytelnet ) が便利です。telnet に自信がない方でも簡単に図書目録検索、その他の情報検索ができるように配慮されています。また、WWWホームページを利用した図書目録検索では、サスカチュワン大学のwebCATS ( http://www.lights.com/webcats ) が充実しています。
○英米の高等教育・研究機関のホームページにアクセスしたい。
アメリカの大学に関しては、フロリダ大学が提供している‘American Universities’ ( http://www.clas.ufl.edu/CLAS/american-universities.html )が便利です。大学名アルファベット順にリンクが貼ってあります。イギリスの大学については、インペリアル・カレッジの‘UK Academic Sites’ ( http://src.doc.ic.ac.uk/uk-academic.html ) も使い勝手が良いと思います。
講習会の開催について
情報処理センターでは,各種講習会を計画中です.内容・日程等が決まりましたら,WWW及び掲示にてお知らせしますので,情報処理センターのホームページ又は所定の掲示板にてご確認の上,ふるってご参加下さい。 今後もみなさまのご要望に合わせた講習会を実施したく考えております。講習会についてのご要望をお寄せ下さい。
情報処理センターへの質問,要望の電子メールによる受付
情報ネットワークを利用するにあたって生じたご質問やご要望は,電子メールでお寄せください。
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情報処理センターFAQのページには,情報処理センターシステムに関する,よくある質問とそれに対する回答を載せています.詳しくは,
( http://www.info.hyogo-u.ac.jp/info/faq/faq.html )をご覧ください.